文化・芸術

2008年1月13日 (日)

空と海をこえて

芸能プロダクション 『アミューズ』の伝説のプロデューサー・市毛るみ子氏が

力を入れている地方小劇団の東京公演が天王洲アイル銀河劇場で上演されて

いる。   ギンギラ太陽’S の 「翼をくださいっ!さらばYS-11」 である。

今回の公演にあたり、テレビを含め各メディアでも数多く取り上げられているよう

なのでご存知の方も多いかもしれません。この劇団は福岡を拠点に、地元福岡

県民にしか分からない作品を上演している集団なのですが(笑) 何故その劇団が

わざわざ東京で…?という素朴な疑問すら愚問だったと己を恥じ、そして感動いた

しました。 …感動。 うーん、ちょっと違うなぁ。とにかく、開演前の劇団員総出での

西鉄バス軍団強制撮影大会(客席を走り回り写真を撮らせる、という 笑)を含め、

文句ナシの脚本、構成や俳優陣のレベルの高さ、何よりかぶりものがかぶりもの

に見えなくなってくる圧倒的パワーが何とも言えず痛快で心地良く、非常に見応え

のある公演でありました。 役者・脚本・演出が見事にハマる舞台って、意外とあり

そうで無い。それだけでも観ていてとっても幸せなのに、遠く福岡でしか観られな

い劇団が東京での地方公演(笑)を行ってくれるなんて、しかもそれを観に行く事

ができるなんて。

随分前の新聞で市毛氏の記事を読み素敵な人だなぁと感じ、その中に書いて

あった劇団の事に興味を持ち、そしてそれがこんなにもほかほかした気分にさせ

てくれる素敵な集団だと今日知ることができた。  ほんのちょっとした事が新しい

世界を知るきっかけとなり、そしてそこから広がっていく何かがある。色々な輪が

繋がっていき空と海をこえてやって来たギンギラ太陽’S のそれのように、また

ここから新しい輪が広がっていくような、そんな素敵な予感がする今日の出会い

でありました。

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2007年9月17日 (月)

大いなる才能に触れる・2

さて、前回からの続きですが、大急ぎで会場を飛び出し向かった先は

有楽町にある『 東京国際フォーラム 』 でした。 しかし驚いた事に、乗り継ぎ

さえ上手くいけば有明→有楽町までは20分足らずで到着するんですよね。

(単純に駅間のみの所要時間ですが) 私はちょっと手間取ったのでそんなに

早くは辿り着けませんでしたが、それでも移動を含め40分弱で会場入りする

事ができました。せっかく行くのだから何とか開演には間に合いたかったので

ほっと一安心。もんのすごく疲れたけどね ^ ^ ;

と、始まる前から何かをやり遂げたような達成感に包まれている私でしたが、

肝心のコンサートはこれからですから。で、誰のコンサートかというとジャズ

シンガーの綾戸智絵さんだったのですね。そう、 あの大阪のうるさいおばちゃ

んの綾戸さん(笑)   今年はデビュー10周年という事で、来年7月まで続く

(スゴっ!) 10周年記念コンサートの初日でもありました。6年位前から一度

生で聴いてみたい!とは思っていたのですがなかなか機会に恵まれず、

今回が初めてのコンサートだったのです。普段、彼女のCDを聴いたり買った

りという事がないので殆ど行きあたりばったりみたいな参加の仕方ではあり

ましたが、そんな私でも本当に楽しむ事ができました。歌がスゴイのは当たり

前ですが、MC、バンドとの一体感、そこから生み出される音楽の底力みたい

なものまでビシビシ伝わってきました。ただ、聴きにくる客層の年齢も高いので

仕様が無いのでしょうが、皆ずーっと座って聴いてるのが当たり前な感覚の

年代で…。トイレとかやたらと近い年代でもあるのか、しょっちゅう人の出入りが

あるしさ ; 最近ではホールクラスの大きな会場でのコンサートが殆どのようで

すが、あの楽しさは是非ライブハウスで体験してみたい! ただ座って聴いてる

のなんてもったいないよなー、ほんとに。

なんて、そんな残念感も少しありましたが、コンサート自体はもんのすごく完成

度の高いもので行って本当に良かったです。アレンジとかびっくりするくらい

元曲が分からなくなってたりするんだけど、それも完全にアリと思わせる抜群の

歌いっぷりがたまらなく良い。もちろんMCも面白いし(笑) 途中で気付いたの

ですが、コンサートの間客席も照明は落さず明るいままだったんですよね。

そんな所も彼女らしい。それが最後のアンコールの時になって初めて客席は

真っ暗に。舞台上の彼女とピアノだけが照らし出され、朗々と『家路』を歌い

上げる。そして幕 ―― 。 心に残る演出でした。

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2007年9月15日 (土)

大いなる才能に触れる・1

江東区有明にある『 パナソニックセンター東京 』の5周年記念イベントが

15、16日と2日間にわたり開催されています。なかなかに盛り沢山の内容

なのですが全て無料で参加できるという嬉しい企画。その中に、映画監督

黒沢 清氏のトークショーがあり本日家族3人で行って来ました。

黒沢監督といえば『CURE 』(97)、『 回路 』(00)、『 叫(さけび)』(06)、

などなど数多くの作品がありますが、上記↑『 CURE 』 『 回路 』のノベラ

イズ(黒沢氏自身による著書)もこれまたとっても面白くて、監督業だけでは

なく小説を書いても異才を放つ多才な監督さんです。

江東区出身である巨匠・小津安二郎監督の記念特別トークショーという事だった

ので、小津作品についても触れながらご自身の映画に対する姿勢や思いなど

語っていただけて、黒沢ファンとしてはなかなかに興味深いものがありました。

約1時間のトークショーだったのですが、きちっと原稿を用意されていたりとか、

お話の仕方も非常に上手でとても心地よく、その辺は私としてはちょっと意外な

感じではありました。監督の映画って、何だか常に不安にさせられる印象が強く、

今日拝見した様子とは程遠い感じがしたものでそのギャップがまた更に素敵

だなぁ、と ^ ^;   ますますファンになってしまいましたよ。

しかし、このトークショーに参加するにあたって少々悩ましい事態が…。14時半

から15時半までの予定で開催されたのですが、私この後16時には有楽町に

どうしても居なければならなかったのです。30分では無理だろ?どう考えても;

会場に入る前は 「15時15分頃に抜け出して行けばいいかな~」、と考えてい

たのですが、実際トークショーが始まると 「この雰囲気で席を立つ 、なんて事の

方が無理!」 という事に…orz  実際、監督のお話も非常に面白くて途中で出て

いくのはもったいないし、何より監督に対して失礼すぎるよな~ ;  幸い、非常に

きっちりした方で15時半きっかりに終了してくださったので (それもすごくね?

性格的に(笑 )  ぎりぎりながら何とか有楽町へ向かう事ができました。後ろでは

「それでは引き続き質問のコーナーへ…」という司会の方の進行が聞こえ、心の

中で(あー!こういう質問コーナーっていうのがまた面白いのになーー!)と叫び

つつも一人猛ダッシュですよ。その後の様子は残っていた夫と息子に後で聞き

ましたが、偏った方たち(汗)の質問が会場を違った意味での緊張感に包んでい

たようで、惜しいものを見逃したなーとかなり悔しかったです。

それにしても、何故に有明から有楽町まで30分で移動するという無茶な事態に

なったのか…? それは、ある方のコンサートに行く事になっていたからなのです。

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2006年10月 1日 (日)

見上げる、傾げる

本日10月1日は東京都民の日。毎年この日は大体平日で仕事

だったりするのであまり恩恵を受ける印象がないのですが、今年

は珍しく日曜日。子どもの宿題もかねて両国の「江戸東京博物館」

へ行ってきました。何故ここなのか? 都の施設なので今日はタダ♪

で常設展なら入場できるからです。「タダ」=なんてステキな響き。

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