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2007年5月13日 (日)

『 人はひとりでは生きてはいけない 』 なんて事をよく言いますが、昔はこの言葉

にあまりピンと来なかった。ひとり、という部分には色んな意味が込められている

のだろうが、それでも、生きていけないことはないだろうと思ってしまう生意気な

私であった。実際、ひとりであろうが何だろうが、命のある限り生きていかなけれ

ばならない。夢も希望もあろうが無かろうが、生きる事に理由はいらない。

息をして、食べて寝て、排泄して、その繰り返しだけでも十分に生を謳歌している

のではないだろうか。

ただ、それだけだとつまらないな、と思ってしまいがちな人間は、それぞれに

それぞれの理由を付けて人生のシナリオを作ってみたくなる。有言実行、不実行

そんな事はどうでもいい。他人はそんな事に関心はない。甘くても辛くても、自分

で点数を付ければいいのだ。それで満足のいく人生であったなら、それこそ

万々歳である。あくまでも 「自分だけの評価 」に過ぎないのだが。 

必要最低限の生の繰り返しでさえも、自分以外の人間と関わりを断つ事は

難しい。本気で絶ちたいと思っている人は別として、生きていればどうしたって

他人との関わりは不可欠である。「独り」なのか「たった一人」なのか、どちらに

せよ私はきっとお腹も空くし眠くなるし悲しくもなるし楽しい事も見付けるだろう。

でも、側で誰かにそんな気持ちを伝えられない事は、例えようもなく寂しかった

り虚しかったりするのではないかと思う。辛い事や悲しい事は耐えられても、

楽しい事や嬉しい事を伝えられないのは、きっと、とてもとてもつまらない人生の

ような気がするのだ。

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